2015/03/19

ビュイック・ロードマスターミッションマウント交換

ある日、旭川からの帰り道、60キロからアクセルを離しエンジンブレーキで走行中

いきなりステアリングに微振動ではあるが、今までに感じたことのない振動を感じた。

それから、シフトアップしギアが高トルク後、58キロから63キロ付近で

ハンドル、アクセルペダル、運転席のフロアー 運転席の座面半分から左に微振動と

また、振動からくる室内のこもるような音が室内を圧迫するようになった。

それから2ヶ月弱の期間で思い当たるあらゆる場所の点検をおこなった。

まず、振動は中心から左側で感じていたし、振動は回転する部分からのものと言うことは

経験値で確信していたので調べに入ることにした。

左前輪のハブベアリングを調べたが特に異常はない。

ついでにアライメントを調べたが、トータルトー+2で基準値内

リヤ足回り特に問題も無く、消去法で絞った所で、ドライブシャフトのユニバーサルジョイントを

前後交換、外したベアリングを見ると、新車時からの無交換だったと思える物だったので

良い時期に交換できたと思えたが、今回の原因ではなかった。

ここで、思い当たる部分が無くなってしまった・・・・

それから気にはしていたもののしばらく微振動と付き合っていたある日

一時停止で減速中で止まる瞬間に、フロアにガツン!っと何かが弾けてぶつかったような

衝撃を足の裏で感じた。

フロアーの下には、ミッションを支えているサブフレームがある。

弾ける??

そんなもんあったかぁ?

思い当たらない。

残るは、素直にミッション?

いや、違う。

つーことは、マウントがヘタってフレームで遊んでいる?

それなら、これまでの事にすべてつじつまがあう

と、いうことで、これが最後だなってことでマウントを交換することに

右側が今まで取り付けていた物

左が、今回購入した新品

ゴムの高さが1センチ5ミリ以上下がっていたが、特にマウントのゴムが剥がれたり切れていた事はなかった

マウントが原因では無いのか?と思った時

ゴムがヘタって潰れて下がっているのに、ボルトの高さが同じ事に気付いた。

原因はミッションマウントと確信した瞬間

古い方のマウントのゴムとボルトの付け根の部分がフレームと擦れ削れている跡があった。

ここに若干の隙間ができていたってこと。

この状態で若干でも、実際、ミッションが載り、回転トルクが発生すると、若干の隙間が大きくなる訳で

結果、悩みに悩んだあの振動の発生源となっていた。

取り付け後、案の定、振動どころか、あっちこっちの経年劣化から出ていると諦めていた

小さな雑音も一気に消え去り、全く別の車に乗っているような感じの車になってしまった。

これで、すべて解消したわけで、今回、ミッションマウントに直ぐに辿りつけなかった自分には

今まで、色々な車を、自分で整備して乗ってきたが、ミッションやエンジンマウントの交換は一度もしたことがなかった。

経験が無かったのである。

期間は短かったけど、結構悩まされた分以上の経験が身についたと自身で喜んでいる。

お金を掛け、新品の部品とすぐに交換するのも良いが、まずは、経験から点検し整備、壊れて初めて交換する。

今回、私のこの考えで大正解でした。時間は掛ったけど、

新品に交換したのはユニバーサルジョイントとミッションマウントだ。

金額にすると、1万円弱。ショートパーツは日頃から整備で使っているものがあるので

新規に購入したものは無い。

解決するのは愉しいものだが、しばらくは壊れないで欲しいとちょこっと祈りたいな。。

そんなこんなの、愛機、Buick roadmaster wagonのお話しでした。

今から21年前の車で、走行距離20万キロに到達直前で、不具合が出ないほうが気持ち悪いかぁ。。



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