美瑛のBMXライダー by 便利屋トモキング



美瑛の１６歳高校２年生と出会う。
コーヒーを買おうとローソンに行くと、道路を挟んだ駐車場と公園を兼ねた敷地で、気温２５度オーバーの中、
汗だくになりながら、楽しそうにBMXの練習をしている光景が目に入った。
ワタシの取材スイッチがONに変わり、コーヒーを片手に彼らの聖地へ足を踏み入れた。
「こんにちわ、写真撮らせてもらっていい」
こんにちわ、いいっすよ！、お願いしますと許可をもらう（爆）
年齢は１６歳。高校２年生だ。
まだ、BMXを始めて１年は経ってないといい、毎日３時間は練習しているとのこと。
冬の練習は施設を借りたり、雪の無い場所を探しては乗っているらしい。
その練習のせいか、見ている限りでは乗り方がスムーズで、始めて１年と聞いて
最初は驚いたが、練習量を考えると、そのスムーズな動きに納得ができた。
大会にも出場したが、レベルの違いに驚いたという。
まぁ、それは仕方がない。始めてまだ１年に満たない状態で、大会に出場し、トップのライダーとの差が
今の自分とどれぐらいの差があるのかを知るだけでも出場した価値はあるだろう。
物怖じせず大会に出場した勇気と、その１つの行動が精神面と技術のさらなる成長に繋がるのではないか。
地元では彼らを含め４人がBMXに乗っているが、高校生は彼ら２人で、後の２人は社会人と言っていた。
夢は、やはりプロのBMXのライダー。今は全道１が目標。
実は、今日札幌で世界的な大会があるという。
え？行かないの？と聞くと
今日１５時からバイトなんですと満面の笑みで答えてくる。
確かに、履いているタイヤは半年ぐらいしか持たないらしく、実際タイヤを見てみると
スリックタイヤとは言わないが、それに近い状態まですり減っていた。
実にマイペース。肩に力が入ってもなく、堅実な面も持っており先を見据えた行動とも言える。
最後に、ワタシからガリガリ君ソーダ味を差し入れて彼らと別れた。

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