前々から、車速に対してエンジンの回転が上がりすぎって感じがあって
だからと言って、ミッションが滑っている感じでもなく、様子を見ていたんだけど
燃料ポンプを交換したら余計に症状がはっきり分かり、原因を特定することに。
いろんな乗り方をして症状の出具合を感じていたんだけど
その症状は、走行中に治ったり、また、止まった時から走り始めたら不具合が再発したり。
その症状を一時的に治すには、アクセルペダルを床一杯まで踏みキックダウンを2回ぐらい繰り返すと
症状が治まる・・・・
ここまで、状態を特定した。
ちなみに、何か、症状が治まる時に、カチッ!って音がミッションとのエンジンの連結部分、コンバーター
付近で聞こえる。
エンジン自体はアイドリングも安定してるし、不安定なところは一切なし。
って、ことは、ミッションか?たしか、スロポジはミッションと関係しているハズと思い
スロポジの電圧を測る。入力のグレーの配線は5v。ブルーが変動レジスターだ。
全閉時0.5v~1.0v・全開時4.5v~5.0v
はい・・・全開時が全く基準に合わないし、全閉から全開までの数値がいきなり飛ぶ・・
ローマスのスロポジは、コンバータークラッチにも関係しているってことも知り、はい!スロポジに決定!!
早速、アメリカに注文して・・ついでに友達のパーツも取り寄せる。
そんで、届いたんで取り替えたら・・・・か・ん・ぺ・き。。
まず、エンジンが止まってんじゃないの?って言うぐらい振動と音も無くなった。もともと振動もアイドリングも安定はして
いたんだけど、ミッションとのつなぎが強くなったせいと思われ、ミッションで微振動を吸収しているようだ。
走り出しで、強制ファンが車速とエンジンの回転と合っているので、今までと違い、ファンの音が無くなり
メッチャ!静かになった。シフトアップ時が分からないぐらいスムーズにギアが入っている。
最後に、これぞ!LT1って感じの、静かに、リアタイヤがアスファルトにミリミリとトラクションを掛ける音だけで
加速していく感じは、まさしくアメ車の醍醐味と言える乗り味になった。
検証として、古いスロポジをばらした。やはり、全閉時から常用回転域の摩耗がひどく、
これじゃミッションが反応しないわけだ。走行距離16万㎞なんだけど、この距離から症状ので具合を
考えたら、10万ぐらいで交換しておくと良いかもね。
ついでに、EGRもチト細工。この距離になると、アクセルを微妙に踏んだ出始めん時
ハンチングのような症状が出る。EGRのダイアフラム自体も抜けが悪く引っ張り過ぎなってるんだろうけど
排気が入りすぎなんだよね。新品入れても対して症状は無くならないと思って、いつもの作戦で
バキュームパイプをチョイと細工し引っ張る空気を減らすんだ。オリフィスを入れた感じにする。
その細工は、Dレンジでサイドかって、スロットルを静かに開け、ハンチングの出具合をみながら
決める。決して、EGRを殺している訳では無く、逆の発想で、ダイアフラムの穴が詰まり引きが強くなった分
引っ張りのバキュームを調整する。EGRは微妙には動いてますから。
この小細工、アクセルのツキや走り出しのトルク感が太くなったことをマジで感じられるから。
プラシーボ効果じゃ絶対ない!(爆)
ちなみにこの間、交換した燃料ポンプだけど16万㎞で初交換だね。
あんな色のポンプは見たことないし、第一、ストレーナーに口付け息を吹いてみたけど
ほとんど息が通らなかった。ポンプと言うより、ストレーナーの詰まりが原因で、ポンプに負担が掛かるのが
最初なのかもね。だから、俺はあの・・小船みたいな形したストレーナーは使わない。デルコのヤツみたいなの。
今のボッシュのポンプは一切音無し。ほんと、タンクの下に頭突っ込んで始めて、ジィーって微かに聞こえる程度。
配線太くして、ポンプもチコッと細工したのが正解だった。 |