ベンツのエンジンマウントです。
通常の車ですと、乗り換えまたは廃車まで交換しないで終わると思います。
特に欧州車の場合、このエンジンマウントとATマウントは消耗品となっており
定期的に交換が必要となる部品です。
交換するにあたり、劇的に変化が現れるます。
それは、ボディーに対して振動が劇的に減少するのです。
画像でもわかりますが、左の方が右に比べ1、5センチは沈んでます。
単純に、エンジンが1,5センチ下がっているということです。
この程度の沈み具合でしたら、気付かないで乗っている方が多いと思いますが
DレンジあるいはRレンジに入れた時のボディーに伝わる振動や
ギアを入れた瞬間のショックの大きさが初期症状だと思います。
このマウントは中にオイルが入っており、中のオイルが吹き出して
はじめて気づき交換する方も多いようです。
そのぐらいのマウントでしたら、アイドリング時や走行中も振動は
出ていると思いますが気づかないで乗っている方も多いようです。
また、振動だけではなく、エンジンが下がる事によって
ステアリングのリンクと干渉する恐れもあるので注意が必要ですね。
続いては、オートマのマウントです。
右のマウントは、ゴムが軟化しておりフニャフニャ状態でした。
溝の中でゴムが鉄の部分に当たった跡がありました。
画像でも分かる通り、右のマウント方が全体的に下がっています。
消耗品は消耗品であり、決してケチるものではなく
適正な時期や状態で交換するものです。
快適性ばかりではなく、安全や他の部品への影響もあります。
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