2008年 Mercedes Benz V Class W639
ヒーターの温度が低いと感じ、水温計をチェック
50℃程度しか上昇しない。
これはオーバークール。
厄介なのは逆のオーバーヒートだ。
規定の温度になっても、サーモの弁が開かなければ
水温は上昇し続け
早めに気づき対処すれば良いですが
下手すればエンジン自体にダメージを与える。
ヘッドが歪み面研修理もしくはエンジンの積替えという高額修理
最終的には乗り換えという選択も頭をよぎるでしょう。
今回のオーバークールは、せいぜい燃費が悪くなるぐらいと
季節にもよりますが、ヒーターが効かないと感じるぐらい。
最低限のクーラントを抜き
エアクリーナボックス、エアポンプ、ファンベルトなどなどを外し
ようやく辿りついた目的の場所。
取り付け面を綺麗に磨き上げ、新たなサーモを取り付ける。
通常だと、外した物を逆の手順で組み付け終わりでしょうが
私の場合組付けの方に時間がかかる。
外した部品をそのまま取る付けることはありません。
外したパーツ自体のチェック
そのパーツを取り付けるボルトをチェック
金属に合わせた潤滑剤またはグリスなどを
1本1本に塗布します。
ゴムホースの場合、差し込みの部分に
シリコングリスを薄く塗り無理なく入るよう差し込みます。
これらの工程は、これからの為
次に同じような場面で取り外す事があれば
部品に無理をかけず済みますし
共振や共鳴などの防止にも繋がります。
新しく取り付けたウォーターポンプです。
Mercedes純正ではないですが、純正同等の社外品です。
社外品の中には粗悪な物も沢山あるので、
選択に自信のない方へは、Mercedes純正をお勧めします。